【コラム】本当の「無添加」とは…?
- 中村 仁
- 2月9日
- 読了時間: 2分

無添加表示…
以前にもコラムで触れたでしょうか?
今回は食品添加物「無添加」についてのお話です。
消費者庁は、食品添加物無添加のガイドラインをまとめ
今年4月までに、食品関連事業者が準拠するよう、「メルマーク」に設定しました。
つまり、『義務ではない』…が、消費者からの申し出が多かった場合は、
景品表示法での指導があるかもしれません。
基本的に日本では、水道水も、井水も塩素を添加することが
法律で義務付けられています。
何を洗っても、水で仕込んでも、この塩素は表示をしていないだけとも考えられます。
と言うことは、日本国内で精製水を使用した水で仕込む、洗浄する場以外は
「無添加表示」は難しいと考えられます。
一部回転ずしチェーンでも無添加を連想させる表記があり、
そこでは「人工甘味料無添加」等と店内で謳っています。
一部焼肉チェーンでも「人工肉はつかっていません」と、メニューにもHPにも謳っています。
今は法律が変わり、添加物に関して「人工」という表示の仕方はございません。
また、人工肉の対になる言葉は「天然肉」でしょうか。
これは日本語としても間違いを指摘しています。
合成保存料も同じで、この言葉自体、食品表示の世界で存在しておりません。
これは消費者庁に相談しても「なぜか」指導をせず、放置しています。
理由は不明です。
身近にある、食品添加物「無添加」につきまして、
弊社問い合わせよりご質問いただければ、
上級食品表示診断士の弊社代表より、回答させていただきます。
正しい知識、正しい表示を。




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