【コラム】食品回収が起こる仕組み
- 中村 仁
- 3月12日
- 読了時間: 2分

みなさま、『リコールプラス』というサイトをご存知でしょうか。
このサイトでは食品だけではなく、製品についての回収情報が日々更新され、記載されています。
食品の回収について一番多いのはアレルゲンの記載漏れ、そして期限表示のトラブルです。
こう言ったことはどのように発生するか、メカニズムを考えたいと思います。
大凡の食品会社では、開発担当と表示担当が異なるケースがほとんどだと思います。
開発担当は表示に関係なく開発し、表示担当は自分で見たことも、食べたこともない原料の表示を作成しているのではないかと考えられます。
もちろん表示はダブルチェックするのが基本かと思いますが、そもそも間違っているという前提で考えないのではないかなと。
トラブルはこう言った業務の「重なった」部分で見えなくなり、発生する特徴があります。
当方は過去、中小企業しかサラリーマン経験がございません。
もともとのスキルは開発職で、その後に品質管理や表示の業務を行ってきました。
こういうスキルをもった人材は必ず存在するので、企業側も役割分担を決めつけず、教条的にならず、もっと柔軟に人材の育成強化をしていけばいいのではないかと感じます。
最初にふれたサイト、『リコールプラス』は非常に参考になります。
食品関連事業者の皆さまは、ぜひ1日1回ご覧になるとよいと思います。
リコールプラスHP:https://www.recall-plus.jp/




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