【コラム】食品について思うこと
- 中村 仁
- 1月14日
- 読了時間: 2分

過去、市販食品について『身体に悪いから購入を控えましょう』みたいな
トンデモ本が200万部も売れて話題になりました。
それだけ皆様が食に対するアンテナが高いという事だと思います。
現在の食料品の高騰には驚きを隠せなく、うちで常食しているキノコも
昨年比較して1.5倍と・・・このままいったらキノコすら食べられなく
なってしまうかもしれません。
世の中や政策の問題かどうかわかりかねますが、所得が上がらず食料品が高騰すると、
どうしても廉価品を購入する傾向にありますね。
廉価品はあまりおいしくないイメージあります。
当方は一部上場ホールディングスの子会社に所属していた時期がございました。
その中でシュウマイを作る会社がありました。
当時から豚肉や油が価格高騰傾向にありましたが、その価格対策としては・・・
直接関係者(当時のシュウマイ会社の社長)から聞いたところ、なんと水を増やして
まさに『水増し』していたとの事でした。
ただでさえそのシュウマイはおいしくない上に、異物混入トラブルが毎日続々と
電話がきて、その対応だけで4人も従業員を使っていました。
シュウマイに水増ししても、当然見た目で消費者にはわかりませんし、表示も変わりません。
しかし、食事は毎日の事、価格をおさえているそのおいしくないシュウマイを食べざるを得ない。
日本の食文化は、そして一番割を食う子供たちが、こんな食事の食育でどうなるか。
本当に心配しています




コメント