【コラム】食品添加物について②
- 中村 仁
- 1月10日
- 読了時間: 1分

食品添加物については、
巷ではやたらと毛嫌いする風潮あるかもしれません。
食品添加物と食品の区別の仕方がありまして
ある日とつぜん、厚生労働省が「これは食品ね」「これは添加物ね」
と、線引きしただけなのですね。
たとえば、味の素に代表される食品添加物『L-グルタミン酸ナトリウム』は、
「発酵法」と言われる微生物の働きによってものを作る技術を用いて作られます。
サトウキビの搾りかすから発酵法を用いて作られていますので…
だいたいお酒と同じような作り方となります。
でも、お酒は食品で、味の素(L-グルタミン酸ナトリウム)は添加物…
と区分されています。
一方で「たん白加水分解物」という食品扱いの調味料がございます。
これは、動物・・・牛の毛、目玉など、通常食用としないところを、
硫酸と一緒に高温で処理して、牛のうま味成分を抽出します。
と、このように「食品」と「添加物」の区分というのは実は曖昧なもので、
「だれかが区分したもの」という事です。
日本では、食品添加物はその安全性を国が認めたもののみ、
流通・販売しているのが現状で、過度に恐れる必要はないものと考えます。
普通に考えて、そんな危険な物がスーパーの食品売り場で並んでいるわけないのです。




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