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【コラム】食品表示の現状について②


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ことしもいよいよあと僅かですね。


今年も残念ながら、食品偽装が根絶することはありませんでした。

表示違反と食品偽装は、私見では根幹が全く異なると考えています。

食品偽装は特殊詐欺。

内部告発でもないと、その実態はなかなか判明されないのが現状です。

特に産地偽装は消費者が判別することは難しいのかなと考えます。

おそらくは不当に利益をあげて、自分あるいは自分たちさえよければ

といった考えがあるのでしょうか。

非常に残念な現実ですが、今後、消費者を騙す行為は慎んでもらいたいと

思います。


表示違反の商品は、世の中に割とあふれていて、よく見かけます。

それをメーカーに問い合わせしても、自分たちの見解で押し通す・・・

特に大手といわれるメーカーにその傾向が顕著でありました。

この2年の活動での実感ですね。


大手は表示違反を知っていて販売し続けるケースもあるのが現状です。

つまり、消費者を騙しても、自分たちの不利益は隠す。隠ぺい体質なのかなとも

考えます。


外食については、一部を除いて食品表示基準は適応されません。

が、

大手ハンバーガーチェーンのメニューと実物の乖離

外食での過剰な表示(無添加等)

大手コンビニエンスストアでの、容器塗装(中身をよく見せる為)

や上げ底弁当、ハリボテサンドウィッチ問題。

これは全て景品表示法違反と考えることができると思います。

大手のケースは、消費者庁に問い合わせしても、なぜか対応はしませんでした。


皆様のご家族、お子様を騙してまで、利益を得る必要があるのでしょうか。


少し暗い話題になってしまいましたが、引き続き表示違反については

マンパワーでメーカーと折衝していこうと思います。

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