【コラム】商品名も表示の一部…の話
- 中村 仁
- 1月25日
- 読了時間: 2分

食品の表示というと多くの皆様は、原材料表示やアレルギー、
賞味期限や内容量などを思い浮かべると思います。
実は食品表示は多岐にわたっておりまして、
たとえば商品名も表示の一部と考えます。
りんごジュースと書いてあれば、もちろんりんごから作ったジュース…
と、誰もが考えるかと思います。
同じように、「ふわふわした綿菓子」という商品名だったとしても、
この「ふわふわ」が食品表示の一部と考えることができます。
ある商品に「大盛り」と書いてあって、それがどう見ても子供サイズで
あったりしたら、皆様どう思われますか。
これは、景品表示法といって、一般的な知識を有する人から
「その商品名等をみてどう思うか・・・」が焦点になります。
ある大手メーカーの缶チューハイが、「酒と果実だけで作った」と表面に
堂々と書いてあったのに、裏をみたら食品添加物として炭酸が入っていました。
これは明らかに景品表示法違反ですが、その商品が大手製品なためか、
これを消費者庁に伝えても、その商品は販売を続けていますね。
また、「柿の種」という米菓を食品売り場でよく見かけるかと思います。
よく考えてください…本来の「柿の種」は黒く、そして食べられません。
売っている「柿の種」は、小粒の煎餅ですよね。
これは表示違反でしょうか?!
なんて考えながら食品売り場を眺めると、面白いと思いますよ。
皆様の周辺で、「これは変だよ」と思った食品表示がございましたら、
ぜひホームページまでご連絡ください。




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