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【コラム】商品名も表示の一部…の話


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食品の表示というと多くの皆様は、原材料表示やアレルギー、

賞味期限や内容量などを思い浮かべると思います。

 

実は食品表示は多岐にわたっておりまして、

たとえば商品名も表示の一部と考えます。

 

りんごジュースと書いてあれば、もちろんりんごから作ったジュース…

と、誰もが考えるかと思います。

 

同じように、「ふわふわした綿菓子」という商品名だったとしても、

この「ふわふわ」が食品表示の一部と考えることができます。

 

ある商品に「大盛り」と書いてあって、それがどう見ても子供サイズで

あったりしたら、皆様どう思われますか。

 

これは、景品表示法といって、一般的な知識を有する人から

「その商品名等をみてどう思うか・・・」が焦点になります。

 

ある大手メーカーの缶チューハイが、「酒と果実だけで作った」と表面に

堂々と書いてあったのに、裏をみたら食品添加物として炭酸が入っていました。

これは明らかに景品表示法違反ですが、その商品が大手製品なためか、

これを消費者庁に伝えても、その商品は販売を続けていますね。

 

また、「柿の種」という米菓を食品売り場でよく見かけるかと思います。

よく考えてください…本来の「柿の種」は黒く、そして食べられません。

売っている「柿の種」は、小粒の煎餅ですよね。

これは表示違反でしょうか?!

なんて考えながら食品売り場を眺めると、面白いと思いますよ。

 

皆様の周辺で、「これは変だよ」と思った食品表示がございましたら、

ぜひホームページまでご連絡ください。

 

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